作品、役柄両方がおすすめの映画5作品をリストアップ📝
グランド・ブダペスト・ホテル〈The Grand Budapest Hotel〉(2014)
あらすじ
高級ホテルのカリスマ的コンシェルジュ グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は富豪の常連客が殺された事件で疑いをかけられる。彼はベルボーイ見習いのゼロ(トニー・レヴォロリ)と共に殺人事件を解決するため奔走する。
ウェス・アンダーソン作品の中でもおすすめ。コミカルさと毒っ気のあるウェスならではの世界観が存分に発揮された作品。ピンクの色彩がとにかくかわいい。凝った構図に耳に残る音楽にサスペンス要素も加わって楽しめるところがたくさん。エイドリアン演じる富豪の息子ドミトリーは黒ずくめできめた冷酷な悪役。私的にはビジュアル面でも完璧なはまり役だと思う👍
戦場のピアニスト〈The Pianist〉(2002)
あらすじ
1930年代ポーランドのワルシャワ。ユダヤ人のウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)はピアニストとして活躍していた。しかし第二次世界大戦が勃発、ナチス ドイツによるユダヤ人迫害が激しくなる。一人収容所行きを逃れたシュピルマンは過酷な状況の中必死に生き延びようとする。
シュピルマンが奏でる音楽と共に心に残る作品。激しい戦争、ユダヤ人大量虐殺はあまりにも悲惨で残酷だけど一度は観ておくべき映画だと思う。悲愴感漂うピアニストをエイドリアンが見事に演じていて、特にホーゼンフェルト大尉の前でショパンのバラードを演奏するシーンが印象的🎹
デタッチメント 優しい無関心〈Detachment〉(2011)
あらすじ
ある高校に代理の教師として赴任してきたヘンリー・バース(エイドリアン・ブロディ)。その学校で彼は荒れた生徒たち、モンスターペアレント、病んでいく教師たちなど学校崩壊の実態を目の当たりにする。
シリアスなテーマを扱っていて現実を淡々と描いた心に訴えかけてくるものがある作品。数々のつらい現実の中でも一筋の希望が感じられるシーンがあり、この作品の救いになっている。心に傷を負い、苦悩する陰のある教師をエイドリアンがとても上手に演じている👏
ミッドナイト・イン・パリ〈Midnight in Paris〉(2011)
あらすじ
婚約者と憧れのパリを旅行していた脚本家ギル(オーウェン・ウィルソン)。彼は深夜0時突然クラシックカーに乗せられ、着いた先は1920年代だった。そこで数々の著名な作家や芸術家たちと出会う。
パリの美しい風景や音楽が魅力的。1920年代当時の人々の雰囲気や芸術性のある世界観を楽しむことが出来る。数々の有名人を豪華な俳優たちが演じている中、1シーンだけの短い登場ながらサルバドール・ダリ役のエイドリアンはすごく印象的だった✨
ダージリン急行〈The Darjeeling Limted〉(2007)
あらすじ
父の死をきっかけに絶交状態になっていたフランシス(オーウェン・ウィルソン)、ピーター(エイドリアン・ブロディ)、ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)のホイットマン3兄弟。彼らはインドの地で再会し、数々のトラブルの中兄弟の絆を深めようと列車で旅をする。
インドが舞台の異国情緒溢れるウェス・アンダーソン作品で、自分も旅をしている気持ちになれる。のんびりと進むストーリーの中、3兄弟のシュールなやりとりにクスッとさせられる。色鮮やかな寝台列車がとても良い。エイドリアンは次男の役で、個性的な兄や弟に負けないいいキャラをしていて私的お気に入りな役柄😄
おまけ
役柄でおすすめしたい作品✒
サマー・オブ・サム〈Summer of Sam〉(1999) / リッチー
インパクトのある見た目のパンクロッカー🎸トガっているようで心の葛藤を抱える青年。ロックシーンやダンスシーンなどほかにはない彼を観ることが出来る。
ダミー〈Dummy〉(2002) / スティーヴン
腹話術師に憧れる内気な青年の役。不器用ながら一生懸命な姿、かわいらしさ溢れる彼を観ることが出来る😊腹話術を上手にやりこなしているのがさすが!
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊〈The French Dispatch〉(2021) / ジュリアン・カダージオ
見栄っ張りで強欲な美術商の役がぴったりはまっていて雰囲気がよく出ている🖼ウェス・アンダーソン作品はどの役もキャラが立っていて観ていて楽しい。